まんが日記☆　～漫画レビュー～

『ホムンクルス15巻（最終巻）』

連載開始から8年････
とうとう終わりました。
かなり個性的で奇抜な作品でした！！

主人公の名越進（なこし すすむ）は車上生活を送るホームレス。
お金欲しさに報酬70万円と引き換えに、トレパネーションという頭蓋骨の穴を開ける手術を受けることになった。
その手術以降、右目を瞑って左目で人間を見ると異様な姿に見えるてしまう。
彼はその世界を「ホムンクルス」と名付けた。
そして様々な心の闇を抱える「ホムンクルス」と交流することに･･･

ホムンクルス 15で終わりです。
なにより終わり方が凄い。
前回の作品『殺し屋１』のラストも衝撃的だったけど、
今回は違った意味で気になる。
もう、最後らへんは精神世界に入ってきちゃって何が何やら･･･
でも、エバンゲリオンの「おめでとう」ってラストよりは意味が分かる気がするｗ

単行本では雑誌には載せれなかったエピローグがあります。
あのエピローグを読んだ人に聞きたいけど、あれって捕まっちゃったんだよね？
何々、とうとう殺ちゃった系？
やっぱ、普通の人には見えない物が見えたら、
この漫画みたいに精神破壊って感じになるのかな････

しかし、こんな話思いつくなんて山本英夫先生って凄いな～。

以前に紹介した記事でも言いましたが、まじでアニメ化して欲しい！！
放送できるレベルだと思うからやってくんないかな。
どなたかスポンサーついて下さい！！お願いｗ

[9回]

『ウツボラ』

中村明日美子先生初のサイコ＆サスペンスものです。
いやー、表紙からも分かるように普通に怖いですｗ
でも、面白いし先が気になります。

先生が描く絵が世界観としっくり合いますね（*＾-＾*）
透き通っていて美しいです。
『耽美（たんび）』って言葉が合う作品ですね。

少女を殺した犯人は誰？？って感じで物語が展開していきます。
しかも、謎の死を遂げた少女に似た女の子が主人公の前に現れます。
主人公も何か隠し事をしているみたいで怪しい行動ばかりします。
過去にフラッシュバックしたり、現代に戻ったりするので途中で分からなくなることがあります･･･
１巻を読み終えた時点では全体的に謎だらけの漫画だということが分かりましたｗ

（ストーリー）
作家である溝呂木の前に突然なぞの美少女が現れる。
彼女の正体は一切不明。
だが、彼女は死んだはずの少女に瓜二つだった。
事件の謎を追う編集者と刑事たち。
溝呂木は彼女と関わるうちに追い詰められていく。

[37回]