まんが日記☆　～漫画レビュー～

『ニューヨーク・ニューヨーク』

羅川 真里茂先生の作品の１つです。

この作品は名作です！！！

アメリカ人の同性愛について描いています。
ゲイの男性を主人公にしたシリアスな話です。
実にリアルです。
ＢＬ的な内容ではなく・・・
同性愛者への偏見や弾圧、肉親への罪悪感、エイズ)、更にはゲイカップルが養子を取る事で発生する問題まで
極めて深刻なテーマを多岐に渡って漫画で描いています。
ストーリー展開がまるで映画の様で、波乱万丈。
内容はいかにもアメリカって感じです。
ゲイが抱えている問題やジレンマを上手く表現していると思います！！

面白いので誰にでもオススメ。
やはり先生が描く漫画は情緒豊かで面白いな～と改めて感じさせる作品でした。

当時、少女漫画雑誌の「花とゆめ」に連載をしていました。
これには驚きですｗ
当時は問題にならなかったのだろうか？


（ストーリー）
警官を勤めるケイン・ウォーカーはゲイだった。
普段は異性愛者を演じていたが、ある晩、ゲイバーに居たメル・フレデリクスに出会い、お互い一目ぼれをする。
ケインは両親に自分がゲイである事を打ち明け、恋人としてメルを紹介することを決めた。

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