まんが日記☆　～漫画レビュー～

『拳闘暗黒伝セスタス（けんとうあんこくでん）』

いまマックスがはまっている漫画の一つです。

格闘漫画で『セスタスシリーズ』の第一部です(・∀・)
15巻完結作品で1997年から連載開始して2009年にやっと終了しました。
歴史の取材に時間がかかった為、連載のスピードがかなり遅かったみたい。
そして、2010年5月から第二部『拳奴死闘伝セスタス』が連載スタートです！

舞台は紀元54年のローマ帝国時代。
実際にいた歴史上の人物が登場します。


爛熟期を迎えつつある帝政ローマ。
主人公はその時代の奴隷：セスタス。
当時、コロシアムでは殺し合いの古代ボクシングが行われていた！
そこで選手として戦う奴隷たちは拳奴（けんど）と呼ばれ、過酷な環境の中で闘いを繰り広げているのだった。
セスタスは若干15歳にも関わらず大人を相手に対等に試合をしていく。
生き残る為、真の自由を求めて、どんどん強くなっていくセスタス！
その闘いぶりが若きカエサル・ネロの目に止まり、謁見を許されるが、それを契機としてセスタスは運命の渦の中に巻き込まれていくこととなる。

物語は３人の少年（セスタス、ローマ皇帝：ネロ、天才格闘家：ルスカ）が中心に話がすすみます。
それぞれが背負った宿命と運命を軸に歴史にそって描かれています。
歴史的背景に関してはかなり忠実に表現されていますが、フィクションの部分もあるので注意が必要です。
話は格闘技が中心で、格闘技やローマの歴史をあまり知らない人でも判り易い内容になっています。

むさくるしい格闘技漫画と違って主人公が可愛いですね★
描画は血だらけのシーンや人が殴り殺されるシーンなど良く出てきます。
漫画全体の雰囲気は『北斗の拳』『聖闘士星矢』『グラップラー刃牙』などの作品に近いです(｀∀´)
なんせ、筋肉！！筋肉が沢山！！
８０年代の匂いがプンプンしますｗ

[27回]