まんが日記☆　～漫画レビュー～

『リンゴに蜂蜜』

秀 良子先生の作品で２本のお話が収録されています。

どちらも良い感じで話がしあがっています。
両作品共に、からみはそんなありません。
最後のチョロっとあるくらい。

ストーリー１は胸キュンします。
読んでいて可愛いな～って感じでした。
何よりもドギマギする夏樹さんがカワええｗ
沢山の「好き」が溢れる感じです♪

ストーリー２は設定的には切ない内容です。
ですが、胸をしめつける感じの話展開ではないですが、ほのぼのします。
結局、高木くんの片思いのまま話は終わりますが・・・
最後の終わり方は２人の先を読者に委ねている感じで良かった♪
短編作品としては◎です！


（ストーリー１）
主人公の夏樹はゲイ。恋人である後輩コマノは元ノンケ。
凄くラブラブな２人だが・・・
夏樹は子供の頃に経験したイジメでトラウマを持っていた。
同性愛者に対する周りの反応が凄く怖かったのだ。
でも、コマノはそんなのお構いなし！
人目を気にせず手をつなぎたいと思う夏樹は・・・

続編→「彼のバラ色の人生」


（ストーリー２）
１とは別のストーリーです。

宮脇は長年作家を目指していて、家に引きこもり状態。
そんなある日、10年振りの同級生・高木が訪問してきた。
高木は「世界が滅亡する」とうい予言を本気で信じて・・・
「どうせ最後なら学生の頃に好きだった人に会いたいと思った。」と言う。
そんな２人のひと夏を描いた作品です。

[2回]